ゲイ告白に9年 EYジャパンCEOが悩み抜いた日々
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> リーダーが自分の考え方や価値観をオープンに語ることなしに、部下や仲間を励まし、チームを率いることはできないと考えたからだ
(↑これはどんなことでも言えると思う。本論から脱線するが、これを自覚し実行している人について行きたい。)
家族も、会社も、そうした社会と関わらずして生きることはできない。LGBTに限らず「その話題はセンシティブな内容である」と多くの人が認識していて、それが実は配慮ではなく、人を窮屈にしてしまっていることはまだまだたくさんあるでしょう。
1人の人として、社会人として葛藤しながら、自分の生きやすいコミュニティに入る実力をつけてこられたのですね。社会と自分の価値観の隔たりを認知し、周りに与える影響を考てきたからこそ、オープンにするという選択肢を自分の手で取り、自分の価値観に誇りを持つことができたのですね。
教科書や世界の動きから学ぶことが多いですが、こうしてひとりの人の物語を通してみると、身近に感じられて解像度が上がります。この記事を読むことができてよかった。
注目のコメント
EYさんは、日本でもLGBTフレンドリーな事で有名なのですが、なるほど、と思いました。
貴田さんが、常に他者の事を心配する姿、
「自分がカミングアウトしたら、両親が育て方が悪かったと傷付くのではないか」
「自分が音楽科に転部したら、母親が喜ぶのではないか」
「カミングアウトしたらクライアントが離れてしまって、同僚に迷惑をかけるのではないか」
自分の利益や保身を優先してしまう人が多い中で、本当に素敵だなぁ、と思いました。
そしてやはり人は「自分ごと」には真剣に取り組めます。
私も女性のエンパワメントに取り組んでいるのは、自分が辛い想いをしたから、そしてそれを次の世代に女性に遺したくないから、です。
そう思うと、LGBTの方、disabilityの方、様々な価値観の人が、会社を動かせる立場になっていけば、社会全体がもっとインクルーシブになっていけるのではないか、と改めて希望が持てました。アメリカは、日本よりはるかにLGBTに対する理解が進んでいるとはいえ、会計事務所という業界はかなり保守的ですので、アメリカですらカミングアウトに勇気がいっただろうと想像します。特に、現地の日本人の場合、クライアントがほぼ日本企業ですので、クライアントへの影響も相当考えたことでしょう。
私が、現地でコンサル会社に勤めていた当時、ゲイだと公表していた方はごくごく一部でした。ゲイの町があるほど自由なサンフランシスコですら。反して、ファッション業界では、カミングアウトという大それた言葉も必要ないほど、ジェンダーフリーに生き生きと自由にできる業界もあり、業界によってこんなに違いがあることに驚いたものです。
貴田さんのように影響力がある方がカミングアウトすることで、周りへポジティブなインパクトを与えますね。業界に関係なくジェンダーフリーな社会になって欲しいものです。経営者としても人間としてもすばらしいですね!
自称「真正保守」の方々はホントに心が狭いと思います。本来の保守とは多様性も認め、中庸を重んじる考え方のはずです。
私、最近は(LGBTに反対する方々を応援する)神社庁にも腹が立ち、神社参拝も止めています。