ワイヤレス給電、実用化迫る。京大発スタートアップは「高電力」に照準
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技術が実用段階に到り、法制度が整備された前提で、残すところはビジネスケースが成り立つエリア。
電気で動くデバイスの稼働率を上げる上で、充電時間の制約はとても大きいです。定置にすれば電源から直接取る事ができるので、移動する必要のある電気を使う比較的大きめの機械が本命ですね。
電気自動車は充電しなくて良くなったら、航続距離、充電ステーション、充電時間の今の制約は全て解き放たれます。
注目のコメント
高周波数をつかうと高電力の給電ができる点について、補足します。
下記の資料にもありますが周波数は低いと遠くまで届き、また直線視界上だけでなく電波の回り込みが期待できます。これが携帯やラジオがどこにあっても(送信所のアンテナが見通し範囲で見えていなくても)送受信できる理由です。なので例えば工場内で遮蔽物がたくさんあるけど各所にあるデバイスに電力を送る場合などに効果を発揮します。しかし、遠くまで届いてしまうため他の無線通信機器に影響を与えないように電力を絞る必要があります。
高周波になると段々と光の性質に近づき、直線的にしか届かなくなります。また、アンテナも小型化しやすいので狙ったところにだけ指向性を出すのも要易になります。そのため高い電力が許可されやすくなります。高周波が直線性をもち簡単に電波が遮られてしまうことを身近に体験できる例が雪の日の衛星放送です。電波が雪に依って散乱されてしまうために受信不能になる日が出てきます。衛星放送にはだいたい10-15GHzくらいの帯域が使われています。
世界に先駆け検討が進むワイヤレス給電の制度化検討、3パターンの周波数による運用が実現する可能性
https://pps-net.org/column/81287梅林さんと同様、記事を見て周波数を知り、ワタシもフィルタ屋さんのことを想像しました この技術広まるのであれば、あとスイッチ屋さんも もうすぐ関連業界の方々とのプロジェクト相談 (ムカシRF-MEMSちょっとやってたんです) があるので、ちょっと覚えとこっと