オードリー・タン氏がDXで重視した「たった1つの技術」
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注目のコメント
オードリーさんが弊社グループでもお話しいただいたときに、このお話しが出ていましたが、特に提供されているものが、インクルーシブであるサービスとなっているかどうかにすごく力をいれられていて、まさにダイバーシティの視点の重要性とそれがインクルーシブでなければならないということを常に意識しなければと感じさせられた瞬間でした。
まさにDXは業界と業界がこれまで繋がらないと思われていたものが、業際横断でつながり合うことでイノベーションがおき、そしてその技術がオープンであり、すぐにコンセントのように差し込める状態であれば、データがいきかいし、想像を超えたデータの使い方が広がります。
オープンな技術の価値をさまざまなステークホルダーが理解すればまた、繋がり合おうとするスピードが増して、また個々の技術をそれぞれ学びあおうとするコミュニティも出来上がり、本当の意味でのイノベーションが双方で起きてくるのではと思います。情報をオープンにすることの大切やメリットって、意外と分かっていない人って多いですよね。
私は社内、特に自分の部署内で情報格差があるのは極力避けたいと思っていて、可能な限りすべからく全ての情報を部内に共有するようにしています。
それを嫌がる人もいるんですけどね。『結果だけ教えてくれれば良い』というタイプです。でも、そういう人に限って結果を伝えたときに文句言うんですよw
だから私は、途中経過の段階の情報(検討中の情報)も極力公表するようにしています。何かあればその段階で発言して、と。日本社会は未だに封建時代のように、「民は由らしむべし,知らしむべからず」の意識が、漂っているかのようです。
官民尊卑を嫌った渋沢栄一なら、コロナ禍で露呈した丸投げと中抜きの馴れ合いをどのように思うでしょうか。
台湾統治時代の後藤新平、八田與一など、今も台湾の人たちに尊敬されていることを思うと、今は台湾から学ぶ時代なんでしょう。日本は歴史の発展から取り残されたかのようです。
それは「オープン」ということに尽きるようなオードリー・タンさんのお話です。
オープンな政府だからこそ、国民は信頼するのです。
デジタル化とは「人と人をつなぐこと」というオードリー・タンさんですが、隠すことからは不信しか生みません。
ましてや嘘は論外です。
取りこぼされる人がいないか、というところまで目を行き届かせる技術は、人々が自分の問題として不正や不平等、差別などにも目を向ける「良き市民」を育むものかもしれません。
◎ 明治の方が進んでいた? 後藤新平の感染症対策に学ぶ
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