鶏卵最大手のイセ食品が更生手続き 負債453億円
日本経済新聞
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注目のコメント
https://newspicks.com/news/6804101
業界でもかなり有力どころということで、卵もどうなるのか・・・2011年に養牛業最大手の安愚楽牧場が破産しましたが、こんどは養鶏の最大手の倒産ですか。いや、どちらもビックリです。
一般論として、養鶏は養牛に比べれば在庫、いわゆる販売用の鶏そのものへの資金負担は断然軽いし、卵に至っては在庫は1日分程度ですが、牛、鶏とも共通するのは、薄利ということ。にもかかわらず、負債が年商規模というのは、利益水準に見合わない過剰投資がされてきたことが想像されます。
また安愚楽牧場は東日本大震災の風評被害、イセ食品はコロナ禍の影響もそれぞれあったようです。
でもイセ食品は会社更生法とのことで事業は続けるようで、そこは安心です。
なお、以下の帝国データバンク記事によると同社は私的整理を検討していたものの調整がつかなかったそうです。裁判所がガチガチに監督するのでないため、私的整理によくあるパターンなのに対して、先般、負債1兆円もの規模で私的整理をするに及んだマレリが金融機関との調整がついたのは、どういう力学が働いたのか。そちらも気になります。
帝国データバンク倒産情報
https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4867.html