日立、ロシアで事業停止 ウクライナ政府が要請
コメント
注目のコメント
ロシアでは高学歴のテック人材数万人が既に西側による制裁が本格化する前にスーツケースに荷物を詰めこみ、奈落の底へ落ちていくロシアを捨て、取れたエアのチケットで北欧、中東、アフリカなどへ入っています。
現地の経済に貢献したくて多くのグローバル企業が進出していたわけで、事業を停止するのは不本意でしょうが、一方で、意外と早いうちに必要なスキルを持った人材も枯渇してしまうのかもしれません。Twitterで公開することによって、相手は反応せざるを得ず、事業停止に導く、この圧力はとてつもなく強いですね。いい側面悪い側面あると思いますが、日々時代を感じます。
コメントを書ける立場になりましたので、コメントを書いてみます。
日立製作所のロシアでの該当事業はほぼ日立建機です。コマツ、日立建機とも、ロシアでのプレゼンスがあるため、今回の事業停止は痛手になります。一方で、原油価格の高騰もあり、鉱山機械需要という観点では一部、プラスに働く部分もあるかもしれません。ロシア政府では、事業撤退した外資系企業の国有化を検討しているとの報道があります。
部品調達がままならない状況で事業を継続するのは困難でしょうし、かといって、事業停止も仮にロシア政府の制裁措置の対象になることがあれば、今回、事業停止どころでは済まない、苦渋の選択を迫られる可能性もあると思います。
製造業では自動車業界が最初に報道されていましたが、機械業界では、建設機械のほか、家庭用ミシンなどもロシアと関係します。家庭用ミシンでは、ロシアは一大市場です。