フィッチ、ロシアを「C」に格下げ デフォルト近いと認識
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「B」から「C」へのグラデーションは以下の通りです
B: 非常に投機的 重大なデフォルト・リスクが存在するものの、債務履行に関する安全性が限定的ながら残っている ことを示す。現時点では、金銭債務が履行されているものの、継続的履行能力は、経営・経済環 境の悪化に対し脆弱である。
CCC: 相当重大な信用リスク 安全性の余裕がかなり低く、デフォルトが、現実の可能性として認められる。
CC: 非常に高い水準の信用リスク 一定のデフォルトが起こる蓋然性が高い。
C: デフォルトが近い状態
この下は、「D」(Default:債務不履行)しかありません。
ながらく、債券投資の世界にいますが、Cなんていう格付を相手にした事はなかったので、改めて調べてしまいました。
さらに詳しい説明は↓で見ることが出来ます。
https://assets.ctfassets.net/03fbs7oah13w/25RBNFf4mC5ARbCaqzcyug/0c2bc0e2e0370ec247c2f3091d8f96de/FRJ_Rating_Definitions_202112.pdfそもそも外貨準備を凍結するということの意味では「貴方(ロシア)から借りた金(≒ロシアの買ってくれた西側陣営の国債)は当方(西側陣営)として返すつもりはありません」と同義なわけですから、ロシアが対外債務を返す道理はないでしょう。その影響を懸念するのはポイントレスだと思います。
歴史に学べ
日露戦争で調達した戦費ですが、日本にとって膨大な金額だった為
完済できたのは1950年代だったと言われてます。今回のロシアの
戦費がどこから出たか分かりませんが、戦争とはお金がかかるのです。
デフォっちゃえ〜ってのも方法ではありますが、、