キャッシュレスでもロシア排除 VISA・マスター決済停止
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記事中の、ロシアはキャッシュレス決済が7割あるというのに驚きました。しかもグラフを見ると2013年は1割に見えます。
https://routexstartups.com/business-column/russia-cashless/
こちらの記事を見ると、ロシアでも地方の方がキャッシュレス決済割合が高いということでした。
デビット機能付きキャッシュカードの利用が多いようですが、決済端末を店に配ったのでしょうか?
注目のコメント
記事にもあるように今回停止したのは国境を跨ぐクロスボーダー取引で、VISAやMasterであってもロシア国内で発行されたカードであればロシアの国内決済で引き続いて使用可能。
とはいえカードの新規発行や更新は出来なくなるので、国内決済にMIR、クロスボーダー取引用の国際ブランドにVISAやMasterに代え銀嶺(UnionPay)の、MIR+銀嶺カードに今後切り替わっていく様子。
(同じカードに二つのブランドが付いたカードは日本では珍しいかもしれませんが、フランス、ドイツ、カナダなどの銀行は国内デビットカードブランド+国際ブランドと二つのブランドが付いたカードを発行します)
しかし「ロシアに留学中の娘のカードはまだ使えますか」とあるようにJCBも頭が痛いですね。確かにJCBのクロスボーダー取引が止まると真っ先に影響を受けるのは日本で発行したJCBのカードで生活する日本からの留学生や駐在員です。ヒト、モノ、カネ、ITのうち、食糧やお金周りなど外交的な要素を含む外的圧力はかけるだけかけて疲弊を狙っているのでしょうか。
ただ、およそ1億4千万人のロシア国民全てが悪いわけでは当然ない中で、この圧力に影響を最初に強く受けるのは戦争に直接に関与していない一般の国民であると想像に難くありません。
これがテーブルにつかない大統領を動かすための行為だとしたら、果たして最良の方法なのかということが懸念されます。
嘆いている善良なロシアな方も知っているだけに悔しい気持ちです。