中国、成長率目標は5.5% 全人代開幕、国防費伸び率が拡大
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生放送をみました。
実質経済成長率については、事前に各地方政府の目標値が出ていたので、「5.5%前後」は想定通りでした。
今年の地方専項債発行額も3.65兆元と昨年と同水準でした。2019年は2.15兆元でしたが、20年に新型コロナ禍を受けた経済対策として3.75兆元に引き上げられて以降、高止まりが続いています。
厳しいコロナ対策を背景に、消費が伸び悩んでおり、投資主導による経済成長は今年も続きそうです。
また、中央から地方への財政移転支出は前年比18%増の9.8兆元と、大幅に引き上げられました。地方財政が厳しい状況にあるとみることができそうです。2021年は8.1%でしたが、22年に5.5%に設定して実際それを超過して6%の成長を実現するのではないかと中国の経済界では見ています。
5.5でもアメリカ、日本の成長率は高いです。
しかもすでに巨大な経済規模になっているので5%以上の成長はそもそも非常に難しいです。
5.5%はけっして低い数字ではありません。