トヨタ、ロシア工場4日から停止 日本メーカーに影響拡大
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政治姿勢を強く押し出している企業もありますが、安全確保の名の下であったりさまざまな名前を使いながらも利益を捨ててでもロシアに反対の意を唱える企業が多い印象を受けます。
軍の抑止が崩壊してしまった以上次に頼れるのは核抑止力ですが、これもどうなるのか、そして、核抑止力が働く前に政府に加えた企業による経済制裁。本当に争いのフレームというか、土壌がまるまる変化したのかと思います。英シェルや米エクソンがロシアのウクライナ侵攻に抗議するためにサハリンの開発事業から手を引くと宣言したのに対して、日系企業は経済活動に支障があるためと説明している。日本人的な感覚だと、企業が政治に口出しするのはいかがなものか、という価値観の反映だろうが、今回の件についてはロシアに対する非難を一言ぐらい入れても良いかもしれない。今後の経済安全保障のトレンドを見据えれば、企業といえど経済だけでなく、政治や人権、環境について価値観を提示することも大事になるのでは。
2005年にロシアの自動車業界を調査していたことがありましたが、その時のトヨタのサンクトペテルブルク工場建設のニュースは、その後の日系企業のロシア投資を加速させるものとなりました。当時は、販売市場成長の可能性は高いものの、地場サプライヤーの不足や物流の問題から、製造拠点としてはどうかなというのが個人的感想でした。トヨタもはじめカムリを一万程度から生産してましたが、今ではRAV4も加わり10万台まで拡大するも、当初思い描いていた規模感からはかなり小さいですね。おそらくノックダウン生産なので、このような状況が長引き部品調達ができないと、工場存続にも影響が出てくるでしょうか?