日本の住宅性能はなぜ低い。CO2削減目標トップの理由
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環境省が示している2030年度CO2排出量の目標削減率を部門別でみると、もっとも高いのが意外にも「家庭」です。持続可能な社会の実現のために、地球温暖化対策、その中でもCO2の削減は待ったなし。今回、ユーグレナとLIXILという規模は違えど、ともにサステナブル社会の実現に向けて力を尽くす2社に、「住宅×サステナブル」で意見を交わしてもらいました。
断熱性なら戸建も鉄筋コンクリートにすれば性能上がるけど、コストも上がる。
プレハブもあるけど、ヘーベルとかいかにもな感じで見た目よろしくない。
我が家は25年前に、ヘーベル、ダイワ、MISAWA、エスバイエル、住友林業、スウェーデンハウスなど比較して、木質パネル工法のMISAWAにしました。
木造のイメージ強く、在来工法と勘違いされたりもしてますが、プレハブのメーカーです。
ただ、ヘーベルなどの工場生産のユニット組み立てと違って、工場で作った木質パネルを現場で組み上げていくやり方。
木質パネルには断熱材がしっかりで使われているので、木質系の戸建てのわりに断熱性はかなり高いと思います。同じような木質パネル工法のエスバイエルは断熱材とかMISAWAに比べてスカスカ。値段なりの差はあるなと。
もちろん、MISAWAの木質パネルも鉄筋には敵わないけど。
柱や内装の木の部分は、「MISAWAウッド」と呼ばれる木材と樹脂の合成材が使われており、伸縮しないので季節変化に強い。窓から隙間風も入りにくい。
サッシ窓の枠にも使ってあるのでアルミよりも断熱性が高い。
この合理的かつ見た目の質感も損ねない素材で発注を決めたとも言える。
逆に住友林業やスウェーデンハウスは木材に依存しすぎ。
将来は厳しいなと候補から外した。
もちろん、二重ガラス。
2階の屋根上には通気口が設けられていて、これをよく知らない屋根さんが、「屋根が剥がれかかってる」と大騒ぎしてピンボーンしてきます。
屋根上に上がってもらったら、アレレ?
図面を見せてくださいと言うので見せたら、実は通気口と屋根の剥がれを勘違い笑 この通気口が直射日光で熱が溜まりやすい2階部分の放熱効果になっているようです。
ガチガチのコンクリートだと、気密性は高いけど、逆にマンションの窓など結露が発生しまくりでカビの原因になりやすい。
気密性、断熱性と放熱性、換気性のバランスが大事。
いろいろとあってトヨタホームの傘下に入りましたが、コンセプトやデザイン、素材品質は素晴らしいと思う。
問題は施工管理かな。うちも施工業者の仕上げが甘く、クレーム付けました。住んでいる地域が準防火地域に当たっていて、樹脂サッシの選択ができませんでした。
単にアルミサッシが安いからというだけでなく、日本では「地震からの火事」という要素を考えざるを得ない、という点も大きいように思います。