進化する八百屋、福岡で「都心産直」リピーターも
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「多い日で50組の客」とのこと、例えばサラダセット1180円の高単価で販売したとして売上5万円強
都心の家賃で
採算が合うはずない。
つまり、水耕資材の会社のアンテナショップ広報宣伝という位置付けかと思います。
しかしながら日経新聞記者に農業的な感覚、店舗経営的な感覚がなさすぎて「広がりをみせそうです」というまとめになってしまう。
仕方ないですけどね。
いつもこの手のニュースに書いていますが
東京23区のうち11区に江戸時代から続く都市農地が残っており、23区の総面積の1%弱。首都圏内となれば全体の5%ぐらいが農地です。
すぐそこに野菜を作っている農地があるのでそこに行けばいつでも「今どれ野菜」は買うことができます。
そこが日本の都市のユニークなところで
欧米の「垂直農業」を都心にわざわざ入れる必要は、エンタメや研究の観点からはありですが、農業経営としてはなしと思っています。都心産直、ほんとにすばらしい流通です。
気になったのは、室内水耕栽培でも無菌ではないということです。
空気や水は通常のものを使用してると思うので、
葉や根元など、生菌数は100個から1000個単位は必ずいます。
それでも、露地ものと比較すると1/100とかなので
時間が経っても菌の数が増えにくく
いたみにくいということです。
なので、洗わなくても気にならない方はいいですが
軽く洗って食べていただくのをおすすめします。話題性は抜群。都心であればカフェや食事できるところを併設して、そのまま食べられるというのも面白そう。
ただ、工業化された野菜の食味ってどうなんでしょう。将来的には必須な産業になりそうだけど、どの程度の味でどの層が買うんだろうなあというのは疑問が残ります。