「炭素繊維」は未来の車を変えるか
日経ビジネスオンライン
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CFRPはレーシングカーのボディ素材としては30年以上の歴史がある。その中でわかっているのは、安全性に幾つかの課題があること。
1.衝突などの衝撃で破片が飛び散るリスク。モータースポーツでも死亡例があるが、公道ではドライバはもとよりその辺の歩行者を巻き込む可能性がある。
2.構造材の疲労度が外から分かりにくく、しかも疲労がピークになると、金属と違っていきなり破断する。従ってF1以外ではサスペンションアームなどの細長い部品には使わないように規制している。
他にもリサイクルがしづらいなど、課題は少なくないので、使い慣れたアルミなどの金属素材を使用するメーカが多いわけです。東レがそれをどうやってクリアして行くのかを見守りたい。以前の記事にコメントしたけど、技術だけでなく資本や系列も絡む問題。新素材メーカーが軒並み海外企業とだけ組むような状況は、日系自動車メーカーも避けたいとは思うが、国内に動きがなければ自然と外に向くよなあ。
https://newspicks.com/news/642436/