セブン銀行はなぜ証券サービスを始めるのか? 銀行証券連携の新しい形
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「FXよりも幅広いユーザーが利用し、投資信託よりも頻繁にアプリを開いて価格などをチェックする可能性があるのが株式取引」だからセブン銀行は、銀行のビジネスとして預金・ローン・送金と並んで個別株に投資できる証券取引を始めたというわけです。
銀行が証券子会社を作ってフルラインの業件業務を行うという古い銀行の論理でもなく、投資信託の収益が高いからそれをやるという供給者目線の理屈でもなく、利用者に寄り添った金融サービスをモジュール的に追加するという発想。これは非金融事業者がエンべディッドファイナンス(プラグイン金融)の考え方に基づいてそれぞれの本業の自然な延長線上に顧客のニーズに合ったアプリ機能のボタンをピンポイントでつけるように金融を(必要なだけ)取り込むのと同じ動きです。実は、それを可能にするための国内金融規制の枠組みは近年一気に整備されていて、それを追い風にするこういう動きが、金融と非金融、異なる金融分野の垣根を超えて、これからもどんどん増えてくるはずです。ATM受け入れ手数料は年間981億円あることに驚き。
どこまで広がるか分かりませんが、
コンビニで投資を始められるというのが面白い。
まぁ、実際コンビニや金融機関に行かなくても投資は始められるんですけどね。