「900億円ファンド」組成の中村幸一郎、競争激化のシリコンバレーでどう戦うか
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
有力なスタートアップへの投資機会はどんどん競争が激化しています。「顧客を紹介するよ」というのはどこのVCもすでに実施をしているので、弊社の場合はLPである日本企業の方々と「事業価値を生み出す仕組み」を構築することに注力しています。これは事業会社のスタートアップ連携にも言えることで、有力なスタートアップとの連携機会は欧米企業含め大量の企業が狙っています。複数のスタートアップと一杯会い事業機会を探るというアプローチよりも、特定の数社との連携機械を「一発で仕留める」、そのための仕組みと事前準備が重要だと思います。
Sozo Venturesは、昨年MidasListでも日本人初のランクインを果たし日本のVC全員が嫉妬したのでは？と思えるほどの存在です。
記事にもある通り、シリコンバレーでは競争が激化し、自社持分の希釈化を防ぐための追加投資も、資金に余裕があるだけでなく、投資先への投資家としての価値をだせていないと非常に難しい。
注目すべきは、日本の大企業がUSのトップティアスタートアップにアクセス・投資・連携する手段がまだまだ少ないということです。
これまで、日本の大企業がUSの一部VCにLP出資をすることで情報収集をはかってきましたが、それでも投資先トップティアへの投資機会や連携は限定的で壁がありました。
LP出資するVC自体に顕著なトラックレコードがありインナーサークルにはいれている、かつ日本LPとの”事業”でコミュニケーションができる存在というのは、片手で数えられるくらい稀有です。
”日本と米国のブリッジになる”ということの重みを感じます。Sozo Ventures中村さん！これまでチケットサイズが500万ドル〜1000万ドルで戦えたが、直近では2000万ドル以上が求められるんですね（これはシリーズAかな...）。
参考：秘密のVC、異例の巨大1000億ファンド立ち上げの真相（NPオリジナル記事）https://newspicks.com/news/6582065
最近、市場環境の変化を受けて、Tiger GlobalがプレIPO投資（上場直前）をやめてシリーズA、Bの投資を本格化させると発表していたり、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの2号ファンドもシリーズA、Bがメインになっており競争が激化しています。
参考：『Tiger Global, D1 Capital Signal Pullback From Big Private Tech Deals Amid Market Rout』
https://newspicks.com/news/6721803
