ロシア大使館の日本語Twitter「あまりにも無茶苦茶」など批判相次ぐ。河野太郎氏も「恥を知れ」と非難
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注目のコメント
多分多くの日本人が一番わけがわからないと思っている点の一つが、今回の侵攻の最大の口実である”ネオナチ政権からのウクライナの解放”でしょう。
実はこの口実には一応ですが、それらしい理由があります。
ウクライナ現代史を少し齧ったことのある人なら知っている通り、実際に2014年のユーロマイダン革命の際、極右主義者が政権に紛れ込み、極右民族主義政党ズヴォボーダが30議席以上を獲得したことがあります。
またドンバス紛争ではネオナチとされるアゾフ大隊が正式にウクライナ軍に編入されるなど、ウクライナ全体が右傾化した時期があったことは事実です。
しかしこれは親露政権打倒時の、いわば革命の先鋭化現象に過ぎず、ウクライナがネオナチに支配されたことでは決してありません。
状況が落ち着いた後、極右勢力はあっという間に衰退し、現在は極右政党に対する支持率は2％以下となっています。
もちろん彼らは今でも残ってはいますが、日本でもそうであるように極端な主張をする人たちはどこでも一定の数はいるものです。
むしろマイノリティに対して自由な発言を許されていることこそが民主主義国家の証だと言えます。
しかし民主主義を知らないプーチン大統領にはそれがどうにも理解できないようです。
いまだに極右民族主義者達を野放しにしているのは、ウクライナが彼らに乗っ取られているからだ、ネオナチが支配しているからだと半分本気で考えている節があります。
実際2014年の時クリミア併合の時は、多くのロシア系ウクライナ人がロシア軍がやってくるとウクライナを見限り寝返りました。
今回も2014年の時と同じように、ネオナチからの解放というプロパガンダが本気でウクライナ人に有効だと信じていたのかもしれません。
なお、日本人、特に政治家はすぐに相手のことをヒトラーだとかナチスとかレッテルの貼りあいをするのが大好きですが、上記のように欧州では本気で侵略のプロパガンダに使用されますので、よほどナチが好きな人以外は使わないほうが良いでしょう。一事が万事だということだろう。最近のプーチンは、政権内でも独裁化している。誰も逆らえないような状況だ。しかも、今のロシア軍上層部は旧ソ連世代が中心で、そもそも根本的な考え方が旧ソ連的だ。そうした中、ロシアの国家運営そのものが迷走しつつあるように感じる。
１つは日本は言論の自由な国でも大使館が言える内容では無い事。もう一つはBuzzFeed親会社が報じるには、下記の様に日本の法律も守れず自由を履き違えているロシア大使館。
そろそろ日本から出ていってくれないか。
外交官車両の駐車違反と罰金「踏み倒し」、最多はロシア
https://www.asahi.com/articles/ASP6P6JVXP6PUTFK00S.html
