日証協がIPO公開価格決定手続き改善、価格や株数の変更柔軟化
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日証協の報告書はあくまでもスターティングポイント。迅速に実行して実務に織り込めるかが大事だし、継続的かつ自主的に見直していけるかが大事。
主体は金融インフラではなく、社会や実体経済。そこで活動する企業や投資家にとって納得感を維持し続けるためにユーザーの声を聞き続ける必要がある。
委員を務めさせて頂く中で、そのことの重要性を強く感じましたし、その点は何度も強調してきました。是非ブラックボックスにせず、ステークホルダー全体でより良いインフラを作っていきましょう。日本証券業協会が「公開価格の設定プロセスのあり方等に関するワーキング・グループ」の報告書を公表しました。
・仮条件の価格範囲を拡大する
・上場承認からIPOまでの期間を1ヶ月から21日程度に短縮
・売出株の変更を手続きのやり直しなしに承認など
第1回〜第6回の資料、報告書は以下URLで公開されているので、ぜひご覧ください。
https://www.jsda.or.jp/about/kaigi/jisyukisei/gijigaiyou/20210915170847.html“6月をめどに主幹事証券が公開価格の提案根拠について発行会社に説明することを規則化するなど「改善策で十分盛り込まれている」”…規則化しなくても説明はみんなしていると思うのですが、、ただ上にも下にも外れるのはロジックが稚拙なだけだと思います。