ロシア軍 “ハリコフのガスパイプライン爆破” 現地メディア
NHKニュース
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今回のロシア軍の作戦は、ハリコフ前面にロシア主力軍を集結させてウクライナ軍の注意をハリコフに集め、その隙に一気にキエフを空挺部隊で攻略した後、傀儡政権を立てて、ドニエストル川東岸を短期間で制圧すると言うものであったと思われます。
その意味で国境から僅か60キロ、第一親衛戦車軍をはじめとするロシアの主力軍と対したハリコフは、今回の戦争の最大の激戦地であり、ロシアの意図とは逆に今までハリコフにロシア軍主力を拘束できたからこそ、キエフの防衛に兵力を回すことができたとも言えます。
しかし圧倒的な戦力差の中、勇戦を続けてロシア軍主力の進撃を許さなかったハリコフのウクライナ軍ですが、今朝遂に市内中心部までロシア軍が侵攻を開始。
現在激しい市街戦が繰り広げられています。
公開されている動画を見ると、軽装甲車と共に参謀本部付の特殊部隊(スペツナズ)が活動しているのが見られ、戦局は既に市内での掃討作戦に移行している可能性があります。
ここで戦線が突破されれば、ロシア軍主力が一気にウクライナ内部へとなだれ込んできます。
先行きが本当に心配です。
追記 21時30分
ウクライナ軍はハリコフに突入したロシア軍を撃退し、ハリコフ市街を奪還したと発表しました。ロシア軍はハリコフに向かって進軍を続けているとの話も聞くが、ガスパイプラインのように総延長が長く、物理的に防護することが難しいインフラは攻撃の対象になりやすい。しかし、その逆もまたしかりで、ロシアのインフラも脆弱である。