「冷戦ではない」この戦いが世界へ与える真の衝撃
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感覚的でしかありませんが、プーチン大統領はロシア経済をアウタルキー化させる(ないしは、限りなくそれに近い)方向に舵を切ったようにも思います。そうなると、為替レートが持つ意味が変わってきます。
いずれにせよ今回の出来事で、ロシア経済の体力は大きく削がれることになります。またエネルギーバランスが崩れることで、世界経済も悪影響を被ります。東洋経済オンラインにおいて本日2月27日、ロシアの軍事侵攻の本質と世界経済への影響について考察した記事が配信されました(記事タイトルは「冷戦ではない」この戦いが世界へ与える真の衝撃—ロシアの軍事侵攻の本質と世界経済への多大な影響)。
米国の議会三誌の一つであるPoliticoに2月25日付で掲載された冷戦史の権威であるカソリック大学マイケル・キマゲ教授のオピニオン記事にある「この戦いは冷戦ではない」という論考をモチーフにして、冷戦と今回の戦いの違いを4つの視点から考察。
ソ連崩壊後に技術者を中心に多くのロシア系ユダヤ人がイスラエルに移住し、現在では国民の25%にも及んでいる親ロシア国家でもあるイスラエルのメディアがどのように今回の戦いを分析しているかを紹介。
そんな背景のなかで、特に同国のHAARETZにおける年2月25日付、ロシアの軍事戦略研究家であるディマ・アダムスキー博士へのインタビュー記事に着目。同博士が今回のロシアによるウクライナ侵攻前夜にプーチンによって行われた演説や最近の言動から鋭い分析・洞察を提示して内容である“プーチンの大戦略”5つのポイントを紹介。
その後、これらの考察を受けて、今回の戦いが世界経済に与える影響について私自身の分析を提示しています。
お時間許す際に実際の記事もお読みいただければ幸いです。アメリカ側から見れば、まさにそのとおりなのだろう。ただ、ロシア側からみれば、NATOがどんどん旧東欧諸国まで拡大するななか、自分たちこそ圧迫されているということにもなる、そこに、プーチンのような過激で独裁的な指導者が登場してしまった。ただ、ロシア全体がプーチン的ではないだろう。