日本 → グローバルでプロダクトを出すための "仮説検証プロダクトチーム" の作り方
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海外のエンジニア採用にまつわるリアルな情報、参考になります。周りから聞こえてくるのは、東南アジアのエンジニアの報酬は急騰しており、コスト的には日本をかなり上回る水準。仮に高給契約をしても、彼らのエンゲージメントを高めるためには$以外のインセンティブの付与も必要ではないかという話です。フェアな報酬を払った上で、この会社で働く意義は何かという問いですね。ちなみにアジアの国に対して日本が先進国であるという上から目線の日本人マネージャーも未だに存在するようです。さすがにNewsPicks読者層にはそんな方々は少ないと思いますが。
日本からグローバルで使われるプロダクトをリリースするためにどういうチームを作るべきなのか。最近、マザーズに上場承認されたAnyMind Groupの場合では現地でアクハイヤーのM&Aを積極的に仕掛けてチームを作ることで設立5年で13カ国での事業展開を実現しています(買収してそのままカントリーマネージャーに就任してもらう)。同社は現地の給与テーブルに合わせていることや(日本よりも高い)、ストックオプションを付与することで人材の維持、獲得をしています。
インフルエンサーのブランド立ち上げ支援、AnyMind Groupが東証マザーズ上場へ https://newspicks.com/news/6731801うんうん、と頷きながら読みました。私は現地での採用は行ってませんが、多国間でプロダクト開発を行う上で書かれているような体制の検討は非常に重要で、ここでボタンを掛け違うと後々かなり厳しいです。
そして日本側のPM/事業責任者の必須事項として英語+「海外経験」とあるのがポイント。採用しようとすると母数が多いのは英語がある程度話せる日本のSIer出身者になりますが、国内案件やオフショア開発の経験しかない場合、プロジェクトの進め方が日本ガラパゴスで海外のチームとうまく進められない可能性が大です。そうなると候補者がさらに減るので厳しいですが、ここも間違えると大ダメージになるので安易な妥協は禁物。
> 大事: PMや事業責任者ポジションに英語のスキルはマストで、海外経験がある人を置く。