銀行がデジタル化したら、銀行員はどう変わる？求められるスキル5選
コメント
注目のコメント
NewsPicks編集部でインターンをされている大学生の平瀬さんに、インタビューしていただきました。ベテラン記者とはまた一味違う、Z世代の視点から「銀行の存在意義」「これからの銀行」に対する素朴な疑問をぶつけてくれました。
就活生や転職を検討している人の中には、銀行や金融機関を志望される人も多いと思いますが、姿やカタチが変わっていかない会社はありません。その中で、企業や事業の存在意義（mission）である「想い」はコロコロと変わるものではないので、それらにどれだけ共感できるか、そして、自分自身がその想いに対して何を（会社や仲間と共に）共創できるのかを考えて、将来の選択をして欲しいと思います。
【EVENT】
みんなの銀行では3/5～3/7の間、「#お金のこと話してみよう みんなの銀行の日」と題した3日間のオンラインイベントを開催します。競泳界のレジェンド北島康介さんやeスポーツ選手、バンキングシステムの開発エンジニアなどが集まりトークセッションを繰り広げますが、NewsPicksのStudent Pickerさん4名の方にもご登壇いただきます！ みんなの銀行 頭取とプロピッカーである私も一緒に、「Z世代のお金のリアル」を考えていきます。
■ 3/7（月）18:00-
NewsPicks×みんなの銀行｜Student Pickerと考えるZ世代のお金のリアル
https://www.minna-no-ginko.com/project/event/minna-bank-day/2022/私は、3年ほど前からメガバンクの一つで新入行員研修の講師を務めていますが、そのプログラムに中では、①今いる銀行が自分のキャリアを通じてそのままの形で存続すると考えるな、②これから必要な金融の機能とそうでないものを見極めろ、③それが今いる銀行の枠組みで提供できない要因があると分かったらその要因を取り除く努力をするか、躊躇なく銀行の外に出る心の準備をしておけ、④これから必要な金融の機能を発揮させるために必要なテクノロジーは何か、そしてそのテクノロジーの実装にあたって今あるルールのどこを動かす必要があるかを常に探れ、という話をしています。これは、永吉さんのおっしゃることとかなり重なる部分があると思いました。
銀行からの脱却ではなく、"銀行らしさ"からの脱却というお話が印象的でした。
銀行というと、お堅い、お役所的、手続きが面倒臭い、待ち時間が長いなどネガティブなイメージを想起することが多いです。これらの課題をデザインやテクノロジーの力で解決する、みんなの銀行の挑戦は、これからメガバンクや地方銀行、証券会社などに入社を考えている学生にも興味深い内容だと思います。
また、私もみんなの銀行で口座開設をしてみたのですが、これで終わり？と思うほど一瞬で正直驚きました。デザインもシンプルで、迷うことがありません。
一方で、記事内で紹介されているeKYC（スマホのカメラを使用して、オンラインで行う本人確認）は怖い方もいるだろうなと思います。
（参照動画）
https://www.youtube.com/watch?v=-Qn_ak0EdT4
今まで意識したこともありませんでしたが、オンラインで本人確認書類や素顔をさらすことがこれほどまでに不安なんだと改めて感じました。
福岡銀行をはじめ、日本全国の銀行がこれまで積み上げてきた情報や、セキュリティに対する安心、安全があるからこそ、オンラインで本人確認ができましたが、銀行に対する信頼が揺らぐと怖いと感じる人も多いと思います。
