ALSとの闘い方、知ってますか?
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涙が出ました。ごめんなさい。
僕は、米国ボストンで、SOLA(空)というバイオテックを創って、全く新しいALS治療法を開発してます。
https://www.sola-bio.com/
1回の遺伝子注射治療で、97%のALS患者さんの病気の原因になっていると思われるモーターニューロン細胞内のTDP-43というタンパク質の折り畳みをHSP70で選択的に治すことで、ALSを治す、という画期的技術による治療法です。
まだ、マウスの段階ですが、ALSマウスが10週間で殆ど亡くなる中で、この治療を行ったマウスは、全員生きているという効果を得ました。
この結果は、米国のALS Todayで、記事になりました。
https://alsnewstoday.com/news-posts/2021/05/12/als-gene-therapy-sol-257-targeting-tdp-43-shows-promise-mouse-model/
これまで10年ほど自費で研究してきたのですが、このマウスでの薬効結果を受けて、世界中の製薬企業にも認知され、日本のエーザイと三菱田辺の皆さんも参画されて、臨床試験に向けて開発を進めています。
世界のALSを患っておられる皆様、そして、武藤さんにも、この画期的な治療が届けられるように、全力で頑張ります。A L S、テクノロジー、社会。
実に様々な話に及び、さらにはD Jのライブ披露と、内容盛り沢山の回となりました。
正直に言うと、きちんと対談が成立するのか、という不安はありました。
しかし、実際にお会いし、視線認識システムや発話機能が想像していた以上に発達していて、何よりも武藤さんがとても明るい人柄で、私が抱いていたしょーもない不安は全て払拭されました。
障がいや病気に対する社会の見方や支援について、武藤さんは「少しずつは変化しているものの、根本的な部分で言えば、身近な人間が障がいに直面しない限りは、どうしても人ごと感はありますよね。知らなければそれが至って普通のことだと思います。だから、常々思うのは、ぜひ障がいを持つ友人を作ってもらえたらと思うんです。最初は僕とS N Sで繋がってくれるだけでいいです。」
とても恥ずかしいことですが、電動の車椅子がどれくらいのスピードで進むのか(武藤さんの車椅子はとてつもなく速かったです)、これまでこういったことすら良く知らずに生きてきた私にとって、武藤さんとの出会いはとてもいいきっかけになったと思います。
A L Sや障がい、そして何かに挑戦していくこと。
今回の配信が、皆様にとって、世界が広がる良いきっかけになったらなと思います。
※武藤さんがどのようにしてALSと向き合ってきたのか、youtubeにドキュメンタリーがアップされているので、リンク貼り付けます。
https://youtu.be/CHkmdwn6iRIパラリンピックのデコトラを運転していた武藤さんですね!アイトラッキングでDJをしたりと、ALSの可能性を広げる活躍!楽しみです!
※2/23追記
ALSの世界の一つの可能性が見えるおもしろい対話でしたね。DJプレイも素敵でした!見応えのある神回。
感想戦はこちら。
https://note.com/noeldata/n/n7ea91d6fdb3e