国連安保理 緊急会合を開催 米などがロシアの決定を厳しく非難
NHKニュース
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この開催は、ウクライナの正式な要請に基づくものである。ウクライナは、1994年に結ばれた「ブダペスト覚書第6条に基づき、国連安全保障理事会のメンバーとの即時協議を公式に要請する」と求めている。その根拠となる理由は、ウクライナが旧ソ連から受け継いだ核兵器を放棄することと引き換えに、ロシアはウクライナの国土と安全を保障することになっている点である。
ずっと議論があった制裁の際の「ウクライナ侵攻」の定義。戦車やミサイルでないため、アメリカの制裁も現状では限定的。ここまでは「プーチンが出しぬいた」にも見えるかもしれませんが、このシナリオもバイデン政権は検討していたはず。次の一手がどうなるか。
これでロシアからの情報の方に「親近感」を持っていた声もさすがに変わっていく気もします。国連のグテーレス事務総長は、ロシアのプーチン大統領が、ウクライナ東部で親ロシア派が事実上支配している地域を独立国家として、一方的に承認する大統領令に署名したことに関して強い懸念を表明する声明を発表しました。国連の安全保障理事会では、このあと緊急の会合が開かれ、対応が協議されるとのことです。