広告はマーケティングなのか【GO三浦 vs ノバセル田部】
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元博報堂にいた人間として、また今起業している経営者として、二人の対談はとても面白いと感じた。
広告は事業成長のためという田部さんの考え方に共感する。
CMはマーケティングの手段だから必ずしも面白い必要はないと私は思う。
面白いCMがあるのはそれによってCMの効果が高められる。もしくはクライアントとしてのブランディングに寄与するから。
アメリカのCMを見ればわかるけど、金額と性能だけを紹介した全く面白くないCMも全然あるし、それを公害とは思われていない。
CMが面白くなくていいとなると、三浦さんとしては困るよねと思って聞いていたが、ブランディングを考えているからという点には大いに納得できる。
また、BtoBとBtoCむけによっても意見の食い違いがあると感じた。BtoBなら経済的合理性を訴えればいい。
BtoBの場合はターゲットも絞られるため、担当者が見て分かればいいという発想になる。
逆にいえばターゲット以外にはどうしても専門的でつまらなくなる。
三浦さんのいうブランディング全体を考えることは大事だと思う。ただ広告については必ずしもエンターテイメント性は必要ない。と私は思います。
ここまでは事業者目線の話
視聴者目線では、やっぱり面白いcm見るとうわぁすげぇなぁって感動するから、面白いcmって人間の創造の素晴らしさを感じさせるよね
注目のコメント
三浦さんの発信記事がまずあり、そこに対してコメント欄での反論からはじまった論争をそのまま動画でやったという企画。色々な批判を受けながらも毎年業界に問題提起される三浦さんはやはりリスペクトできるし、また議論をこうしてコンテンツにしてしまえるnewspicksって新しいメディアだなと思えた。youtubeでやろうと思えばできるけど、質が高い記事があって、そこからストーリーとしての議論があり、最後に動画になってコンテンツ化されるという。
議論内容については是非動画を見てください。
私のスタンスは終始一貫変わりません。今後もお金を払う側にとって最適なサービスを創っていきます。本番組は、NewsPicksの三浦さん寄稿記事「電博は、トランスフォーメーションできるのか?https://newspicks.com/news/6566012」に端を発します。
記事の中に、
引用)ラクスルやテレシーなどCM効果測定を売り物にした競合会社の台頭(テレシーは電通グループ)により、電通や博報堂においても、表面的な数字をつくるためのCMが求められた。その結果、量産されたのが、どれも同じようなシナリオでサービス名を連呼するだけの、陳腐で定型化された、工業製品のようなCMだ。
という記述があり、ノバセル(ラクスルCMO)田部代表がコメント欄で「1円の重みの理解の差」との見解を述べました。詳しくはコメントをぜひ読んでください。
そして、三浦さん、田部さんの議論を深める場となったのが、この番組 NewsPicks Exclusive「広告はマーケティングなのか」です。
マーケティングとは何か、コミュニケーションとは何か、広告とは何か、データとは何か、クリエイティブとは何なのか。ぜひご覧ください。答え合わせは、まだ先。