アマゾンの収益構造をめぐる大きな誤解
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注目のコメント
同社の決算資料を毎回つぶさに見ている人が書いた記事とは思えない。答えは少なくとも北米ではコマースで利益は出てます。正確に言うと出てました、が直近四半期は赤字。これはご存知の通り大インフレやらグレートリジグネーシヨンやらの人件費高騰によるが一時要因の可能性が高い(断言はできないが)。
確かに直販、マケプレ、フルフィルの三つの形態毎の損益は開示はしていないし、そのうち直販は赤字であろう事は言う通り想像に難く無い。しかしもはやそれらを区分することには意味がない。広告も含めてそれら四つ巴でコストプロフィットをコントロールしてひたすら強大化、寡占化する非競争戦略が同社そのものだからだ。巨大ITコングロマリットの事業別利益構造を説明するのは難しいですね。同一社内の利益構造には本質的に意味がない、と思っています。
①Amazon広告事業のコストに小売事業そのものをどうチャージするのか(小売事業がなければ広告もない)
②小売事業のコストであるAWSなどのサーバはクラウド事業とどう折半されているのか
この答えを知っているのはAmazonだけですし、どうコストを配布するのかを決めるのもAmazonだけですアマゾンが広告事業を本格化して収益貢献してきているというのは既報のとおりですが3兆円という規模まできているとのこと
これだけ大量のトラフィックと、同じトラフィックでも「買いたい!」というインテンションを集めているというのはやはり強いですね
一方で、アマゾンがサイト開設しているのは実は全然世界をカバーしていないと最近聞いて、wikipediaによればわずか18カ国とのことでそれも驚き