厚労省、副反応について分析公表 モデルナは接種後、副反応多め
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確かにファイザー2回接種で副反応ほぼなかった知り合いは、三回目モデルナで副反応結構あったようです。
ちなみに私は3回ともモデルナでしたが、3回目の副反応は2回目より全然軽かったです。医薬品を開発する際に、(1)効果が発現する量と(2)毒性が発現する量(致死量)が動物実験等で見極められて投与量が検討されます。効果を求めたい場合は量を多く使えばよいのですが、同時に副作用が増加します。両者は切っても切れないので、どの量を使用量とするかの設定は、製薬企業の開発業務での腕の見せ所で、うまく設定できれば「効果が高く副作用が少ない」良い医薬品として扱われます。(1)と(2)が近い場合は、医薬品としては実用にならず開発に失敗します。(1)と(2)が大きく離れている場合は、効果も安全性も高い医薬品となります。ただし、もともとの医薬品の性質に大きく依存します。
ここまでの情報を分析する限り、モデルナ社製ワクチンの容量設定はおそらく若干多いため、ファイザー社製よりも効果が高め、副反応も多めという結果を生んでいます。
「その点にモデルナ社が気付いていること」は前から推測できていました。モデルナ社製ワクチンの3回目接種に関しては、1,2回目の半量接種で承認を受けていることがその根拠です。(ファイザー社製は1,2回目と同じ接種量で承認を受けています。)
つまり、モデルナ社製ワクチンに関しては、有効率が高く維持されている一方、若年層に対して心筋炎等の炎症がファイザー社製に比べてわずかに起こりやすいとの懸念がありました。新型コロナ感染症では「心筋炎等の炎症が表れやすい」ことがわかっていますので、ワクチンが微弱な感染状態を作り出すところ、(推測ではありますが)モデルナ社は作られる感染状態が強すぎるということであるはずです(1,2回目で設定された用量が「多すぎた可能性」を意味します)。ですので、わざわざ、3回目接種量を半量で設定しているものと推測します。
1~2回目については、過去にしっかりした臨床試験を行って承認された用量を変更することは認められません。変更したい場合は臨床試験のやり直しが必要です。試験未実施のまま変更して起こる未知のデメリットを危惧するためです。
本来、価格決定後の医薬品に対し臨床試験での投与量を半量にすることは、売上額が大幅に落ちることから製薬企業側は望みません。モデルナ社が3回目接種をあえて半量とした理由は、副反応を抑えることを優先させ、製品価値を高める意図があります。今回の推移によれば、半量にしても少なすぎることはないということになります。3回目接種後の
●抗体値の変化
●副反応の発生頻度
──の数字は以下の記事で報道されています。
https://newspicks.com/news/6716737
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抗体値
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●3回目まですべてファイザー:54.1倍
●2回目までファイザー・3回目モデルナ:67.9倍
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副反応(38度以上の発熱)
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●3回目まですべてファイザー:21.4%
●2回目までファイザー・3回目モデルナ:49.2%
交差接種は「効果はより高い。でも、副反応も高まる」という感じ。
わたしは明日「2回目までファイザー・3回目モデルナ」となる追加接種をしてきます。副反応用のロキソニンも用意済み。
車で往復3時間。長崎県大規模接種センターです。遠い…。
==追記==
Araiさん、ありがとうございます。
接種部位である三角筋には既に鈍痛が! でも無事、発熱前に帰宅できました。
やはり明日はロキソニンの出番となりそう。