岸田首相 日ロ首脳電話会談で外交交渉通じ解決方法追求求める
NHKニュース
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問題になっているのは、
・ウクライナの領土
・NATOの加盟国増加の是非
・東欧、バルト諸国への米軍の駐留
なので、日本がロシアに提供できる材料は全くないですね。
まさか日本政府が米国を説得して譲歩を取り付けたうえでロシアと交渉する、というわけでもないでしょうし。
さきほどロシア政府は駐モスクワ米国大使に文書を手交しました。おそらく、最後通牒です。
①ミンスク合意の履行
②ウクライナへのNATO諸国の支援中止
③米軍が東欧、バルト諸国に駐留しないようにする
ことなどを求めています。
特に③は米国には受け入れられないので、決裂でしょう。国連安保理の一員でもなく、日本の利上げが世界経済を動かすことはなく、日本経済の地盤低下が毎日のように報道されてているなかで、世界が注目するような対ロシア政策を期待するほうがおかしい。ロシアが無謀なことをしなければ、このような経済協力をしてあげることができるのにという対話をすことは、限られた外交資源しか持たない日本の有力な外交手段であったはず。アメリカには事前に説明していただろう。事前の説明なしには出来ない事案だ。いやな相手とは問答無用で行こうというスタイルは、日本の国家としての交渉力を削いでしまう。
ロシアの軍事侵攻は日露関係も破壊する。ロシアが西を向いているいま、東の日本がロシアに対して緊張緩和すべき、さもなくば•••とシグナルを送ることが重要。日本はG7で連携した経済制裁も準備していると見込まれる。地政学そして地経学をめぐる戦いであり、日本の役割は決して小さくない。