HIV感染者が治癒、女性では世界初か アメリカ
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うーん、なるほど！多少は明るいニュースですね。
僕は時折、エイズの患者さんを受け付ける大病院の前の薬局で、服薬指導することがあります。皆さん「いつもと同じ薬でしょ」という感じで、３ヶ月分もらっていかれるのですが、気になるのは公費の負担額。エイズの薬って、自費だと処方一回当たり数十万円ととても高価で、公費でほぼ全てカバーされるので、日々医療費削減でジェネリック推進に取り組んでも、こういうのを見ると、なんだかなと思ってしまうことはあります…
今回の移植に加えて、最近出ているC型肝炎ウイルスの薬（数週間飲みきりで治療完了）や、ワクチンの登場も期待したいです。
注目のコメント
結核菌予防接種のアジュバンドを弱毒化したHIVのRNAに組み込んだワクチンを使ってサルで完全に体内からウィルスを消した研究が日本でなされたのを先日取材してきた。凄い技術が生まれてきたのでこのようなケースが増えてくることが予想される
HIV感染しても、薬でコントロールでき、HIV感染者の平均余命は、今では一般とほぼ変わらないという研究があります。
https://www.bbc.com/japanese/39880346たまたまその患者さんは白血病にも罹っていて、造血幹細胞移植を受けたらついでに治ってしまったと。ごっそり他人の血球に入れ替わるのであり得るかもしれないですが、ものすごくリスクの高い過酷な治療法なのであまり現実的ではないかと思います。もし一般的になったらドナー不足が加速するんじゃないかなと思います。
