アマゾンがビザと合意-クレジットカードの決済手数料巡り
コメント
注目のコメント
つい先ほど、シンガポールのAmazonユーザにメールでこの旨の発布がなされた。
Amazon vs Visa戦争はアマゾン勝利で終結したという事。両者ともリリースを出してないところを見れば内々和解で終了したのだろう。圧倒的バイイングパワーで揺さぶり、有利な決済料率を引き出した優越的地位の濫用に見えるし、FTCも調査に動くだろうが、そんなものはなから百も承知でリーガルロジックをがちがち固めての事なのだろう。まずは一件落着というところでしょうか。AmazonにとってVisaを使えなくしたところで、ほとんどの顧客はMastercardやAmexなどを持っているため、痛くも痒くもありません。
Visaにとっては総取扱高に占める比率は数パーセント。それでもこのまま放置していたのでは、レピュテーションリスクが高まる。Amazonに対し、折れざるを得なかったというところでしょう。
ただこの問題は、英国小売や米国小売団体にも拡大しています。Amazonが投げかけた問題提起は、バタフライ効果で次々に伝搬しています。それほど大きな波動でした。やー、ほんとクレジットカードは税金取りすぎ。紙の書類を人が決済してた頃は2%の手数料も必要だったんだろうけど、今じゃ全部コンピューターなんだからぼろ儲けですよね。
話題はそれますが、僕の分野の学会論文は6ページまでは料金に含まれてて1ページ追加するごとに150ドル、とかよくあります。あれも紙で印刷した論文集配ってた頃は意味あったけど、PDFを配る現代では昔の習慣で儲けているだけに見える。世の中、そういうビジネスたくさんあるんだろうなーーーー