【実は成長】バカ売れ施設に学ぶ、リアル小売り「勝利の3要素」
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「世界一のEC大国である中国では、リアル小売がオワコンに」
よく聞く話ですが、本当にそうなんでしょうか。実はリアルの小売でも売上を爆発的に伸ばしているモンスター商業施設が次々と登場しています。
2021年にはなんと売上高200億元(約3600億円)と伊勢丹新宿店超えを果たしたショッピングセンターが3カ所も登場しました。
歴史ある街並みとショッピングセンターを融合させた“わびさび”満載のショッピングセンター。火星に移住した人類をテーマとした突拍子もないデザインが目を引く商業施設。
思わず「すごっ」とうなってしまう商業施設の数々ですが、リアル小売復活の秘密はデザインだけにとどまりません。
リアル小売の逆襲はどのようにして実現されたのか?復活するための条件とはなにか?
昨年9月まで上海新世界大丸百貨で勤務し、全国各地の大型商業施設の視察、分析を続けてきた洞本宗和さんにうかがいました。
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https://newspicks.com/topics/china/非常に面白い「伸びているオフラインショッピングモール」事例
今の中国で成功する大型ショッピングセンターには、「ラグジュアリーブランド」「体験重視」「集いの場」という3つの要素が求められます。
インフルエンサーを活用する「直播(ジーボー)」
自社社員による配信の「自播」(ズーボー)
はYiuTuberとVTuberの違いのようで示唆深い
結局ハコを土地貸ししてるところは滅び、ハコをサービスとして回してるところは残る銀泰百貨は、アリババグループが買収しただけの効果をあげています。デジタル百貨店の見本です。食品スーパー、フレッシュヒッポのノウハウを活用している。
Eコマースはデータの活用がカギ。それをリアル百貨店でも実践している。
Amazonのリアル店舗展開とアリババの戦略は少し違うように見えますが、データの活用をベースにオンラインとオフラインを融合させるというところは同じです。
日本の小売が学ばなければならないのは、本格的なデジタル化とデータの活用です。