CO2回収へ一歩、アイスランド独自の火山地質は空気をろ過し二酸化炭素を貯留する技術に理想的な環境だ
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CO2排出規制を達成できない場合はカーボンクレジットの購入が一つの手段でしたが、CO2の回収の方が実際にCO2が直接的に減るのでより本質的なセットオフになります(まだ、コスト面や規模などの技術面の課題はありますが)。
アイスランドはほぼ自然エネルギー100%で電力を賄っているのでその他にも排出はあるもののCO2の回収の規模が増えればカーボンポジティブな国になっていく可能性もあるでしょう(現在カーボンポジティブな国はブータンとスリナムなど)。以前行きましたが、物凄く物価の高い国です。。ClimateTech(気候テック)スタートアップで最も注目を集めている1社、スイスのClimeworks。昨年稼働し始めた空気中からCO2を直接濾過して地中に永久潮流する世界初のプラントについて詳しく書かれています。 https://climeworks.com/
参考:Climate Tech注目の背景とグローバルトレンド
https://newspicks.com/news/6597575スタートアップがDACやって食える、ってのに隔世の感を持っています(日本でやったら3日でつぶれますけどね)。
要素技術はCCSと共通なところがありますので(アミンに吸着させる、とか)、日本企業がいい技術持ってる分野でもあります。
取ったCO2、「埋める」のみならず、なんかに使うのが望ましいのですが(なので日本はCCSといわず、CCUS(UはUseのU)、といいます)。メタノールへ還元とか、リチウムイオン電池の原料とか、はたまた、ナノカーボン材料まで誘導する、なんてことまでやられています。