Amazonがエンジニアの給料を4000万円に…世界の「高給競争」で置いてけぼりの日本
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すでに皆様が指摘されている通り
・上限であり、標準ではない
・現地の家賃を含めた物価を考慮しないと正しい議論はできない
という点には注意が必要です。
給与もたいへん大きなインセンティブですが、多くの人が成長できる環境かどうかを気にしています。すなわち、その世界で有名でその人の背中を追い続けたいと思える先駆者がいたり、学会発表などを積極的にサポートしたりということが大切です。
なので、日本企業が給与みたいな表面だけ真似してもきっと上手く行かず、もっと抜本的な改革が必要だと思っています。ただ、日本国内でも超強力な研究者・技術者をトップに据え、多くの人を魅了する企業も出てきています。「単純比較は意味がない」という話はたくさんの人が指摘しているので置いておくとして……。
エンジニア視点で、
・社員数1000人以上の企業
・情報系サービス(機械ではない)を中心としている
って視点で魅力的な企業って存在しないよね、と思っていて、この理由は単純に「日本初で世界で使われている情報系サービスがそもそも存在しない」という点にあると思います。
ゲームなんかはかなり当てはまるのだけど、生活していく上で使っていくサービス、って視点で日本が世界に出しているものが本当にない。
じゃあこれは日本が悪いのか?って考えると、別にそんなことはなく、単純にアメリカが強いだけ。「中国が提供しているWebサービス」で使ってるものってあったっけ?って考えた時に、TikTokくらいしか出てこないんじゃないかな。TikTokがあるだけで凄いけど。
これがなぜなのか、って言われると分からないけど、そういう勢いのある企業が出来て初めて給与勝負になるんじゃないのかな、って思ってる。鶏が先か卵が先か、みたいなところもあるけれども。優秀なエンジニアに対する高給・高待遇による人材争奪戦は今に始まったことではありませんが、日本企業の中で世界基準に追随していける企業とそうでない企業の二極化はこれからも進みそうですね。
エンジニアの需要がIT以外の業界でも急激に高まっていることもあり、人材不足の流れは当面は止まらないと思いますが、「高いスキルを持った人にはそのスキルレベルに応じた報酬を」という方針は当然のことと思います。