三菱、三井、みずほ「好決算」のウラで、じつは「意外な落とし穴」があった…

コメント

選択しているユーザー

• Ryo K

  銀行 与信企画部

  ・2022年02月20日

  「住宅ローンなどは、数年前から3割くらいが延滞状態になっているとも伝えられていますし…。」とコメントがありますが、流石にそれはないと自信を持って言えます。
  延滞は一般的に、3ヶ月以上で要管理先、6ヶ月以上で破綻懸念先となりデフォルトです。
  延滞先が正常先に復帰するものもありますが、多くはランクダウンしていきデフォルトするので、もし3割くらいが延滞していたらデフォルトが増えて個別引当金が凄いことになって、金利を大幅に引き上げないと赤字になってしまいます。
  そして、引いては一般貸倒引当率の上昇に繋がり、住宅ローンモデルが崩壊します。
  バルクや償却で戻りはありますが、昨今はLTV100超の案件も多く、バルクや競売では一般的に買い叩かれ、満額戻ってくるわけではありません。
  いくら返済優先度の高い住宅ローンと言えども、そこまで行くと回収も難しいです。
  金融再生法に基づく開示債権の報告があるので、金融機関毎の裁量は少なく、隠れ延滞は少ないと思います。
  
  好きなピッカーの方なので何度も同じコメントを目にしましたが言えず、やっと勇気を振り絞って言えました笑

注目のコメント

• 野﨑 浩成

  東洋大学 教授

  ・2022年02月12日

  不良債権が増加している点は大槻さん（筆者）のご指摘の通り。
  ただ、個人的には不良債権が少なすぎる（＝リスクをとった信用供給の不足）と考えているので、財務健全性が著しき毀損されない範囲ではいいんじゃないかなあと。
• 菅野 理穂

  邦銀大手銀行の決算によると、連結当期純利益の年間会社計画達成率が、各行とも80％を超え、コロナで今年以上に読みにくかった昨年度に以上に高い水準になるなど、好決算でした。一方で、本業は堅調だが、それ以外の要因で不透明感が残る内容であったとのことです。
• 渡邉 博文

  WithMetis 代表取締役　理学博士（物理学）

  ・2022年02月12日

  外国債券に早くも含み損が出ているのが興味深い。