NTTデータ、100万人の電子カルテ分析 薬開発に活用
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
薬開発だけでなく、セカンドオピニオン的な用途にも使えないのだろうか。
同じ症状でも病院や医者によって対処が違い、疑問を覚えることもしばしばだが、いかんせん我々患者は素人なので如何にネットで情報を集めても是非を判断できない。
匿名化されたカルテ情報があれば、「この症状だと一般的にこうするみたいなのですが……」「私と同じくらいの人(年齢・性別・持病)たちがこうやって完治した事例が多いのですが……」と言ったことを言えるようになる。それに対して医者が更に説明すれば、もっと患者の納得も得やすくなるだろう。NTTデータとエクサウィザーズが連携して創薬にAI活用するするとのこと。NTTデータが2020年から販売していたということはその前からコツコツデータ蓄積などを開始していたということ。データ分析もいろいろな手法があるので、エクサの知見でブレークスルーがあるといいですね。
”2020年から研究機関や製薬企業に分析結果を販売してきたが、有効な活用方法を提示できず、販売件数は十数件にとどまっていた。医療系データの分析に強いエクサウィザーズと組むことで事業に弾みをつけたい考えだ。エクサウィザーズの知見を基に、有効性の高い治療方法や、疾患の再発や重症化が起こる原因などを探る。”エクサウィザーズさんだ。AI医療に期待。
ちょうど大学院でDeep Learning for Healthcareという授業を取ってるところなので気になります。
アメリカの話では、ヘルスケアのコストは3.6兆ドルでGDPの18%近くで、そのうち防げるはずだった費用が8000億ドルもあるとか。そのためAIによる電子カルテ分析などには結構投資が入ってるようです。
アメリカの電子カルテ率は96%もあるそうで、AIに活かしやすそうでいいなあと思うとともに、日本の小さな病院に行くとまだまだ紙に書いてて不安になります。