【読書】なぜアマゾンで「イノベーション」が生まれ続けるのか
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これは明後日の企画から早速入れてみたい。PMとも相性が良い。
>Amazonでは「PR/FAQ」と呼ばれる企画書を作っている。PRはプレスリリース、FAQはよくある質問や想定問答。主には3つの要素。
「どのようなサービス・製品が市場に導入されるのか」
「使用する人にとってどんな利点があるのか」
「実際使ってみた人のフィードバックはどうか」
注目のコメント
Amazonに限らず、外資系企業は一般的にフラットな組織を好みます。組織の階層をなるべく少なくすることで、部門長が部門全体を把握しやすく、意思決定が早くできます。
そして、カニバリの話もよく出てきます。カニバリが一部あっても最終的にビジネスのパイが大きくなっていけば、問題ないわけで、実際新たなビジネススタート後、細かいカニバリ分析もよく実施されます。
さらに、どの立場でも「イニシアチブを取る」ことを奨励されており、高い評価に繋がるので、新しい色々なアイデアがより多くの人から出やすい環境はあるのかなと。「出る杭は賞賛される」コーポレートカルチャーは、何より多くの新たなアイデアやイノベーションに繋がり、楽しい仕事にも繋がるので、win-winですね。
これらの違いは、全ては「企業文化」から生まれています。なぜなら、組織体制、社員の言動、意思決定のスピードなど全ては、どういう企業文化なのかで決まるからです。一見目に見えない企業文化ですが、一番大切な要素ですね。イノベーションとは、会社ではなく個人が起こすというある意味当たり前のことを突き詰めているという印象を持ちました。ワンウェイ・ドア、ツーウェイ・ドア(あるいはリアルオプション)の考え方も多くの企業では取り入れているとは思いますが、そのあとの実行、つまり投資をまずしてみる、うまくいかなかったらサッサとやめる、更にはその失敗を次に生かすといったところがAmzaonのほうが圧倒的なのでしょう。
今のAmazonを超えるのはAmazonだ、という意識が根っこにあるんでしょうね。
今が永遠に続くわけないし、誰かが乗り越える。
ならば、自分たちで今の自分をぶっ壊せというシンプルな考え。全て変化し続けることが前提の意識であり仕組み。
「今」にしがみついてる会社ではこうならない。
やはり未来志向で、ありたい姿に忠実だからこそ、だと感じます。とても沁みます。