Sansan、コロナ禍の逆風下で攻める
日経ビジネス
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リモートワーク中心の働き方になったことで、紙ベース主体の請求書や契約書についてもデジタル化は進みました。この領域はかなり多くのサービスがすでに立ち上がっている中、Sansanは後発サービスにあたるかと思いますが、恐らく名刺サービスで培った企業情シス部門とのネットワークがあるからこそ2年で6,000万円のMRRに至っているのではないかと思います。
SaaS型で継続的な顧客タッチポイントがあるからこそうまれた顧客関係性というアセットを、新商材投入によってうまくビジネスに転換し、アップセルがうまく進んでいるのかなと思います。今後、よりマルチプロダクト展開は進んでいくでしょうね情勢に合わせて業態変革していくことは当然重要ですが、それを実践することはなかなかできないものです。そういった意味で、Sansanは攻めていますね。
*寺田社長は最近メディアへ露出するようになりましたが、これもなにか変化ななのでしょうか?!請求書管理のBill Oneを拡大しながらも爆発的に利用が拡大しない名刺作成サービスを地道に展開しているのはすごく興味深いです。
創業期と同じように執念深くやって文化を作っていくそうです。