劇団員は「仕事」か「趣味」か 労働者性認めた裁判の元原告「やりがい搾取に気づいて」
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もともと映画業界にいた私もこのような場面は見たり聞いたりしていました。労働性が認められたのは良かったと思います!
一方で、劇団員にとって機会の損失にならないかが少し気になります。劇団員の報酬はどこから支払われるか?を考えた時に、それは興行収入になります。劇団員に給料を払うと興行そのもののが大赤字になるのでそもそもやらないといったケースが増えると、披露の場や経験を積む場がなくなります。
もちろんだからといって、報酬を払わなくてよいかといったらそれは良くないので、払うべきです。だから今度は、劇団として、興行がきちんと回る(キャッシュが回る)仕組み作りに取り組まないといけないいけないですね。
劇団員の演技やけいこといったものは、時給換算すべきものか?成果報酬か?労働性を認めたということは、基本的には時給換算(時間に比例して報酬がもらえる方法)かと思いますが、明確なルール設定も難しそうだなと感じました。