【日本の論点】ひろゆき vs 上念司
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ひろゆきは起業家として色々な分野に浅く広く理解があり、タチの悪い素人として専門家相手に論破芸を仕掛けられるのは、本当にすごい。ひろゆきの論破芸には、思考訓練の題材として学ぶものがありますね。上念さんも、専門家として分かり易い表現を提出する、その芸風は見事。
専門家になれば、自分のフィールドで白を黒と、黒を白と言いくるめるのは簡単で、それだけ現実は複雑で理解し難いことは、少し勉強すればすぐわかること。経済なんて、誰も理解できない化物だ、という前提があっての議論だし、どんな経済学の学説も、百年後にはその前提からひっくり返されてるのが歴史の常で、そういう視点からものを見ることが大事だと常日頃思う。とはいえ、僕も番組を見つつ、すぐに答えを知りたがる、普通の視聴者に成り果て、二方の論破芸、一般解説芸を見て、理論的なことを勉強した気になってしまうのは、大変良くないと反省。同時に、一般視聴者をいかに楽しませつつ、学んでもらうのか、という入り口としては、論破ネタで煽るのは、面白い。
注目のコメント
ひろゆきさんは『なるほど』と思うことも同意する点も多い。ただズレたことを言うこともある。例えば『コロナほっとけば年金問題が解決する』みたいな・・。別に勘違いや予想がハズレることは誰だってあるからそれ自体はいいのだけど、僕がちょっとマズいなって思うのは彼を尊敬している人の中で彼の言う人は正しいと盲信してしまう人が出てきていること。それはひろゆきさんの責任ではない。https://matomehub.jp/b727ana/page/7189
(※追記:リンク切れしていたので魚拓的なツイートを再リンク)
あと経済に関しては専門家でも意見が分かれる分野。彼が今のインフレをコストプッシュインフレだと理解せずMMTの望む形でのインフレでないのに誤解している点など、あまり詳しくない感じがする。上念さんとの議論はどこまでちゃんとした議論になるのかが疑問ではあるが見てみたい気はします。あとあの2人そうはいっても部分的には意見が合うと思いますよ(外国人労働者問題とか)
P.S. Youtubeで見られる部分だけみました。ひろゆきさんは『200円の牛丼が180円になってたくさん売れて儲かった』のどこが悪い?みたいなことを言っていましたがお客さんも店もそれでいいが経済全体でみればその分だけ薄利多売の牛丼屋さんに客が流れ800円で食事を出しているような店の客が減ったりといった影響がある。経済を語る上でマクロを考えずミクロでしか考えないとそういう議論になりがち・・・だと思いました。デフレ→過当競争→賃金もあがらない『コスパの良い日本』という流れだと僕は認識しています。論破王としてメディアを席巻している、ひろゆきさん。論破ブームを終わらせるべく、上念さんからの持ち込み企画として、しっかりと日本の論点でディベートしていただくという実験的企画となりました。フランスから見えてる日本の問題点を筆頭に、日本は経済政策をどう間違えてしまったのか?などヒヤヒヤする論争が繰り広げられます。最後、この議論はどう着地するのか、ぜひご覧ください。
確かに論破できる奴が強いという風潮は良くないですね。
これからはちゃんと謝れるリーダーが共感を生むと思います。
ただひろゆきさんの論破はAbema番組でちゃんとエンタメに昇華してして、「あ、ここで論点すり替えた」「こんなテーマでもひろゆきが勝つのか」とコメントも盛り上がっている。
論破が議論の本質ではないと逆に若者のリテラシーをあげているんじゃないかと思ってます。
楽しみです。