「かつて見たこともないような」天体、天の川銀河内で発見
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天体の爆発現象としては長い約20分周期で数十秒間放射するという現象。高速電波バーストやパルサーに比べると異様に長いパルス周期。論文によるとこの天体の正体は超長周期マグネター(Ultra-long-period magnetar)であると示唆。マグネターはパルサー同様中性子星と考えられているが、普通の中性子星の磁場にくらべると何桁も大きい磁場を持っているので、その辺りが変わった現象を起こしているのかもしれない。
【Nature】https://www.nature.com/articles/s41586-021-04272-x「電波エネルギーは「18.18分おきに、時計のように規則正しく」飛来」するということで、別の記事の記載もあわせると、約18分ごとに数10秒間強い電磁波を放出しているとのこと。たとえば太陽にも太陽フレアという電磁波を放出する現象が起こるが、規則的ではなく、かつこんなに短い頻度ではなかったはずである。
マグネターの自転周期は2~12秒とのこと。想像を絶します。
宇宙最強の磁石星「マグネター」に新天体
https://www.riken.jp/press/2020/20201005_2/index.html