コンサルへの転職志望者が知っておきたい「向き・不向き」
コメント
注目のコメント
あ~なんか久しぶりに読むと、この1年でまたコンサルに求められるものは変わった気がしますね。
少し前の
「課題を解決する人」
から
「イシューを定義出来る人」
そして、今は
「Net Positive」
がキーワードだと思います。
昨今のサステナビリティーへの動きも相まって、クライアント(というかもはや1社を対象にしていない。如何に仲間、エコシステムを創れるか)は、問題や課題を特定し解決していく存在から、よりポジティブな未来を描き、それをともに実現出来る存在を求めています。
コンサルティングの語源は「共に座して議論する」だと聞いたことがありますが、もはやそんな存在ではないなぁ、と。
これからは、一緒に新しい価値観や未来を創れる存在にならないと、思っています。コンサルは言うなればリーダーシップ生成工場。ビジネスにおける精神と時の部屋のようなところ。どのようなリーダーシップを磨いていくのか。その素養が問われます。
マッキンゼーの時には、Thought Leadership(思考力), Project Leadership(プロジェクト推進力), Client Leadership(課題解決力), People Leadership(チームマネジメント力)、など様々なLeadershipが問われていたように思います。どれも大事ですが、コンサルタントによってその凸凹はある。
近年のコンサルは、戦略・デジタル・デザインの融合と言われていますが、これはコンサルというより市場・ビジネス全般がその変化の渦にある中で、その変化を導いていく役割としてのコンサルタントにそれが求められていくということなのだと思います。上記に加えるならば、市場・顧客の大きな変化の中で、Product Leadership(顧客洞察力)も必要になってきたということでしょう。