グレイスの不正会計発覚、見抜けぬ監査に「制度疲労」
日本経済新聞
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報告書には生々しい発言も載ってますが、結構なパワハラ企業だったようで、不正のプレッシャーとか強かったんだろうなって思う。
会計監査人の手続に対しても組織ぐるみで隠蔽し、残高確認なんかも偽装してたっぽい。確認状の対応について、監査人から会社に追求しているが、先方とトラブルになったかのように装っていたりする。強制捜査権を持たない監査法人にとってそこまで隠蔽を一生懸命されたら発見するなんて無理じゃないかしら。
少なくとも本件については働き方改革とか関係ないと思うよ。
調査報告書
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6541/tdnet/2072811/00.pdf
注目のコメント
個人的な感覚ですが、経営者による粉飾を見抜けるかどうかは、
記事に書かれているような細かな手続き論うんぬんよりも、
サインするパートナーがトップマネジメントの信頼性を
目利き出来るかどうかが一番大事だと考えてます。
細かな現場手続で見つけられるのは、
うっかりミスが大半で、従業員不正が精一杯という印象です。
これは今も昔も全く一緒でしょう。
働き方改革がどうとかは、経営者不正の見逃しに関しては
言い訳に過ぎないように感じます。
あと、KAMで売上検証の不記載がどうとか書かれていますが、
売上高の経営者不正の検証は、どんな法人であれ
必ず重点監査項目としてやってます。
それが会計監査のルールとなってますから。
いちいちKAMで表明するような内容じゃないかなと
個人的には思います。
こういうの後付でいくらでも言えちゃいますよね。