【狙いは新興国】物流世界制覇をもくろむ「BBKマフィア」
コメント
注目のコメント
J&Tエクスプレス、ここ1年でよく耳にするようになった会社名です。
中国人創業者がインドネシアで作った宅配運送会社ですが、またたく間にインドネシア1位、東南アジア2位のシェアをつかんだかと思うと、今度は中国市場に殴り込みをかけてトップ3に躍進。この1月にはサウジアラビア、UAEでのサービスもスタートしました。
宅配便という、歴史ある業界でどうしてそんな急成長が可能なのか? どんな秘密があるのか?
この疑問について、中国版テッククランチことITオレンジの創業者である文飛翔さんに解説していただきました。
****
チャイナテックの最前線をテーマとしたNewspicksトピックス「デジタル・チャイナの裏側を掘る」をローンチしました。ぜひ閲覧、フォローをよろしくお願いいたします。インドネシア、ひいては東南アジアで今最も勢いあるユニコーンいやデカコーンがこの会社。ただ突如数星のごとく現れた外国人(中国人)起業家による謎の物流スタートアップであったところ、私も知らないバックストーリーが書いてあり面白かった。
外国で外国人が起業することは確率的にはゼロに近いほどかなりの難易度ですが、なかでも中国人はたまにこうして成功することがある数少ない人種、いわゆる四代移民、客家、イスラエル人、アルメニア人、そしてインド人と相関している。急成長のポイントが、クオリティコントロールとヒューマンネットワークというところが物流らしくて面白いなと感じました。
モデル設計も、
「ユーザーがサービスレベルに敏感なティア1、ティア2の大都市では直営店モデルを採用し、それ以下の地方都市ではフランチャイズモデルを採用」とのことで、
日本でも地域のニーズや期待値は異なりますので、新しいモデルで宅配クライシスに対応する必要を感じます。