ブリュッセルで5万人デモ 暴徒化、EU建物も被害
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いやホントに現地にいらっしゃる方のコメントが有難いです。
ありがとうNewsPicks
ゆるゆると思われてるアメリカも、レストランで食事しようと思ったらワクチン接種証明が必要になってます。
ちなCHICAGO
私の住む街はノーガードです…
注目のコメント
社会的な緊張が高まる中で、一部が暴徒化しています。国政選挙を睨みつつ、ワクチンを射てば自由を保障するという国(フランス)やノーガードを余儀なくされた国(英国)、ロックダウンをする国(オーストリアなど)と、ヨーロッパ各国は多様な展開を見せています。そうした中でも、市民の不平不満が汎ヨーロッパ的に高まっている。
社会活動を維持するためにもワクチンを、というメッセージはヨーロッパ各国で一貫しており、従うべき人はそれに従っているようにも見受けられます。他方、ワクチン接種率が高いにも関わらず、社会機能の低下を余儀なくされるいう論調で物事を語る我が国の首長や医療の発言に、社会差がうかがえます。
諸外国の例を見ていると、可能な限りのブースター接種前倒しと、社会機能維持のための方策、例えば待機期間の短縮などが提言されるべきなのかもしれません。それは医療と経済のバランスを取るべき政治の決断になります。フランスでも明日から施行が始まるワクチンパスへの反対デモが土曜日にありましたが、政府発表の数字で動員3.8万人。
フランスのデモの規模感としてこれは「並」。
ざっくりとした規模感として、こうした特定テーマのデモは数千人から数万人、労組が組織する大規模な全国デモが十万人台、最初の黄ベストが30万人弱、年金改革など全国民に関わる重要テーマのデモは時に100万人規模。近年最大のデモはJe suis Charlieの連帯デモで300万人超。
パス反対のデモは毎週土曜日の実施ですが、8月の24万人のピーク以降動員数は減り続けて2万人前後で横ばい。今年に入ってマクロンの「未接種者をクソうんざりさせたい」発言直後に10万人に盛り返しますが以降5万人・今回の4万人弱と完全に下火です。
下火になる理由としてフランスでも接種対象人口に占める未接種者は既に7%を切っておりそもそも少数派である事。また与党関係者が今回のワクチンパスは国民の92%には無影響と述べているように、衛生パスの制度は既に浸透しており国民の大多数を占めるワクチン接種済みの人にとっては生活に何ら変更はない点などがあると思います。ベルギー第1波で現地を経験しましたが、近くの体育館も遺体安置所になりました。
それから厳しい規制と緩和を繰り返して2年。ワクチンや規制に反対して、というよりも終わりの見えないコロナ禍へのやり場のない怒りが噴出しているように感じます。