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スポーツ界でもメンタルヘルスは重要、アスリート自ら声を上げる時代に

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  • 国立精神・神経医療研究センター 研究員

    アスリートのメンタルヘルスを研究する立場から、コメントします。
    国際的には、アスリートのメンタルヘルスケアの必要性について、2018年以降、国際スポーツ団体・学術団体から少なくとも9件の声明文が出されています。それらの声明文では、アスリートのメンタルヘルスケアの充実、そのための教育(メンタルヘルスリテラシー向上)・医療(人材の確保・育成)・研究(実態把握と取り組みの効果検証)の推進が求められています。

    声明文は、国際学術誌に掲載された知見に基づいて発表されていますが、そこに日本の研究は一件も含まれていませんでした。日本スポーツ界では、アスリートのメンタルヘルスはタブー視され、実態把握すらほとんど行われていない状況が続いています。そのため、メンタルヘルスケアについて素晴らしい例が存在するものの、体系的なケアや支援策のあり方が整備されているとは言えない状況です。

    私たちは日本ラグビーフットボール選手会と共に、国内アスリートのメンタルヘルスケアシステムの構築に向けた調査や実践を行なっています。また、アスリートによるメンタルヘルス啓発の取り組みとして「よわいはつよいプロジェクト」を進めています。

    アスリートのメンタルヘルスへの機運が高まっている今、日本でもこの領域の教育・医療・研究に投資されることを期待します。


注目のコメント

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    メディア・コンサルタント フリーランス

    大坂なおみさんがスポーツのメンタルヘルスについて果たした役割は非常に大きいです。あの時も大坂なおみさんを誹謗中傷するコメントはSNSで少なからず見られました。ここNPですらありました。人はさまざまな考え方をするしその考えを否定されるべきではありませんが、世の中の多くの人の考えやその潮流から外れ、なおかつ人を傷つける考えならば、それは自分の頭の中だけにとどめておくべきです。
    大坂なおみさんの行動が正しかったのは、その後も多くのスポンサーが彼女を支持したことでわかります。彼女はスポーツ界で最高の所得額になったのですから。
    またTBSのサンデーモーニングのスポーツコーナーでやっている「喝」も、よくないですというより最悪です。スポーツ選手の失敗を上から目線で叩くなど、考えてみたら今の世の中では非常識です。せめて「頑張れ」とか「残念」ならわかるのですが、番組プロデューサーは一度よく考えてみるべきです。


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    スポーツ心理学者/博士(システムデザインマネジメント学)/慶應義塾大学特任准教授

    「アスリートのメンタルヘルス問題はいつから始まったのですか?」と聞かれることが多いです。

    当然自分自身が選手時代の時だけでなく戦時中にアスリートでいらした先輩方にもメンタルヘルス問題はあったわけで、顕在化していたかどうかなだけだと考えます。

    生身の人間が極限まで身体を鍛え、自分をあえて追い込めば、心に怪我もするし病気もするでしょう。

    私の専門領域は競技引退時のメンタルヘルスです。
    トップアスリートであればあるほど競技引退時のメンタルヘルスに特徴的な課題があります。

    心のほんのかすり傷程度の時にでも、そのかすり傷から気づける行動変容はたくさんあります。

    人には見えない自分の心の怪我を言語化し行動変容していく。
    それこそ多くのトップアスリートがやり続けていることです。

    メンタルヘルス問題はフィジカルヘルスと一緒で誰にでもありますが、それを認めるかどうかですよね。

    私の場合、そもそも自分のフィジカルの問題(病気になっても)に対しても、私は病気じゃない、闘ってるだけだ。と自分の病気を認めたくない時がよくあるので自分自身アホだなと思います。


  • 第1期StudentPicker 筑波大学体育スポーツ局スポーツアドミニストレーター

    トップアスリートになればなるほど「ただ好きだから」という理由だけで競技を続けられないイメージです。
    アスリートが度々口にする「今まで支えてくださったファンのため、指導者のため、家族のため」という言葉。ここからは自分のためだけで競技に取り組んでいるわけではないことがよくわかります。

    プロなのだからできて当然というプレッシャーの中戦い続けるアスリートも1人の人間です。

    メンタル状況と競技結果は切っても切り離せないはず。そこに対して周囲がどのような目を向けるかは今後のトップアスリートの活躍に大きく関わっていくと思います。


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