【朝倉祐介】「天下三分の計」から学ぶ、戦略の本質
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注目のコメント
親の頑なな教育方針によってファミコンもスーファミも買ってもらえなかった小中学生の自分にとって、PC9801で遊ぶ『三国志』や『信長の野望』は何よりの楽しみであり、光栄さんに育てられた感はあります。
私を含めた少なからぬ日本人にとって、三国志とは『三国志演義』でも『正史』でもなく、『光栄三国志』なのだと思います。
本作『三国志 真戦』はコーエーテクモゲームズの監修の下に製作されているとのことですが、ハードやパートナー製作体制が変化しながらも、『光栄 三国志』の血が引き継がれ、多くの地域や若い世代に広まることは嬉しく思います。
どれだけ新たな歴史ゲームが出ようとも、光栄への忠誠度は100で変わりません。
なお、三国志でのお気に入りは劉備三兄弟よりも、孫策・周瑜の義兄弟です。
あと、曹豹血盟軍。朝倉さんとは親交がありますが、以前何かの話しを自分がドラクエで例えたら、ちょっと寂しそうな顔をして「オレ、ファミコン買ってもらえなかったんだよね・・」と言われたことを思い出しました。
同世代の小中学生がドラクエの中世ヨーロッパ風の世界に没入していた頃、朝倉少年は古代中国の世界に没入していたんですね笑。
ある種の制約から生まれる三国志愛溢れるインタビューは心なしかいつもより筆圧が高い感じがしました。三国志はビジネスの、いや、人生のバイブル。読み終わった後、何千人の個性豊かなキャラクターの中から、好きな人物が何名か出てくるはず。すると自分の大切にしている美学が「義」なのか「知略」なのか…何なのか分かる。
昔は趙雲が好きだったけど、起業してからは劉備のような清濁合わせ飲む器の大きい、でも最後まで仲間を大切にする経営者になりたいと思うようになった。
その時々によって、好きな人物が変わっていくのも面白い。
日本史は「武士道とは死ぬことと見つけたり」でいかに美しく散っていくか、最後どんな風に死にたいかにフォーカスする。
中国史は日本より人口も多く、大陸で異民族の侵入もあり競争も激しいので「いかに生き抜くか」が学べると思う。
ビジネスに直接的に役立つのは個人的には日本史より中国史だと感じる。