自動翻訳、ゲーム、画像処理…「機械学習」がやってるたった1つのこと
ブルーバックス | 講談社
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注目のコメント
わかりやすい解説のニュースありがとうございます。
ゲームのシナリオデータを数万行書いている時、(100点満点中)30点くらいで良いから自分と同じ思考で、誰かシナリオプロット書いてくれないかなぁーって思ってましたけど、学習させるデータによっては可能そうだなぁと、希望を感じました。なるほど、面白い。
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彼がやったことは、この膨大な棋譜と、いま目の前にある将棋の盤面を比べて、なるべく似たものを探し出し、そして、昔の棋譜で指された「次の一手」を指す、というものだった。これを、とにかくたくさん覚えさせたのだ。
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単語の穴埋め問題に答えることができるのは、それが我々人間であれ、機械学習であれ、「抜けている単語」と「見えている単語」の「関係性」からもっとも妥当な単語を推定するというタスクができているからこそである。この関係性の予測こそ機械学習が、その果たすべきタスクにかかわらず、実際にやっていることなのだ。将棋の件も同じように、次の一手を指した後の盤面を「完全な文章」、次の一手を指す前の盤面を「( )のところだけ単語が抜けた文章」、名人が指す次の一手を「穴埋めする単語」とみなせば、まったく同じ問題を解いていることに気づかれただろうか?
-------人間と同じで、データが経験となって貯めれば貯めるほど賢くなるんですよね。文字打つ時の予測変換やAmazonのサジェストなんかも同じです。ゲーム開発ではテキスト作成・翻訳効率化や自動デバッグなんかでお世話になっています。