常識を覆す半導体メモリー、MRAMとは?
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STT-MRAMは、電子のスピンの向きを利用することでデータを保存する半導体メモリです。従来と比較して1/10~1/1000の「低消費電力化」と「高速演算」を同時に実現することができる技術です。当技術により、1週間充電不要なスマホや、蛍光灯の光のエネルギーで駆動するIoTセンサー、自動運転のエッジ端末など、様々な応用が現実になります。
STT-MRAMは、ノーベル賞候補にも名前の挙がる東北大学大野総長が基本原理を発明し、同学遠藤教授が電子機器の性能を桁違いに向上させる様々な基盤技術を開発し今日に至ります。パワースピンはこれらの技術の社会実装を目指し、半導体回路の設計図をライセンスする事業を展開する計画です。
日本発で世界と戦える数少ない半導体技術です。今後の飛躍に期待しております。エレクトロニクスに対してスピントロニクス
技術というよりは分野です
HDDのヘッドもスピントロニクスによって成り立ってます
理論的にはDRAMよりもスケーラブルで低電力が期待できる一方で材料が高価なため、普及させるためには量産化に向けた調達戦略が肝になりそうパワースピン社は東北大学の大野英男総長が研究を続けてきたスピントロニクス技術を社会実装していくことに取り組んでいます。大学発VCを設立などもあり、研究から事業化にチャレンジすることができた成功例ではないでしょうか。世界でも最先端の技術のようなので今後の動向に注目したいです。
パワースピン社:https://powerspin.co.jp/