「公務員という職種はない。」の佐賀県庁で活躍 ミクシィ出身の熱血漢
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福岡がフィーチャーされがちだけど、佐賀で突き抜けて面白い人に結構会ったもんなぁ。
長崎これから大丈夫かな…2月県知事選だけど…県民皆様が関心を傾けられますように。
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実は昨日まで佐賀県におり、佐賀県庁はじめ市町の情熱的な職員の方々とご一緒でした。非常に情熱的であり、かつ行動的で、スピードが速く、私たちスタートアップ企業とのやり取りにも違和感がありません。
「公務員という職業はない。」…改めて考えなくても、きわめて真っ当です。
民間企業が「会社員という職業はない。」というもので、プロフェッショナルというのは、どういたWILL(意思)やSKILL(スキル・能力)でエンドカスタマー(最終価値の享受者)を幸せにするのかという視点が必要で、ある人はそれが営業のプロ、ある人はマーケティングのプロ、ある人は経理財務のプロだったりすると思います。
地方自治体というのは、右肩上がりの時代は、人口が増え、歳入(税収)が増えるわけですから「守りの仕事、ミスのない仕事」が評価されると思いますが、日本全体が少子高齢人口減少社会に突入する中、地方自治体は、都市部に若者が流出するので、さらに厳しい現実にさらされています。
人口は減少し税収は減り地域は衰退の危機にあります。
今、地方自治体で評価されるべき人材は「攻めの仕事」ができる人です。新しい企業が誘致できる、新しい雇用を創出できる、若者に魅力的な地域をつくることができる、など。
福岡県という強い自治体(九州中から若者が集まる)に隣接している佐賀県こそ、強い危機感を強みに行動し攻める人が活躍する自治体へ。
佐賀県のこれからが、さらに楽しみです。民間出身の実力ある人たちをも、魅了して採用出来ている佐賀県庁の採用力はまず素晴らしいと感じました!
同時に、こういった「異質な人材」のアイデアをうまく活かして形にしてくというダイバーシティマネジメントの観点でも、非常にうまく出来ている(記事を読む限り)佐賀県庁の事例から、もはや多くの民間企業が逆に学べるものもあるのではと感じるほどです。
今までうまくいってきた背景には、佐賀県庁という組織全体の風土や仕組みに基づくものなのか、もしくはこういう異質人材を活かすとコミットしているリーダー・マネージャー層がたまたまいただけなのか。
実力ある人は民間企業からいつでもヘッドハンティングされるであろうことを考えると、佐賀県庁内で多様性を活かすという在り方が組織全体のDNAの中にしっかりと組み込まれていくところまでいければ、これからも面白いことが起き続けるのだろうなと想像します。「自身の知見を活かして仕事に携わる人たちが増えている。その土台として共通するのは、“佐賀県をより良くしたい”の想いだ。」
全てがここに集約されていると感じました。
これからはどんどん産業や組織の境界線が融解していくと思いますが…その中でも「自分の価値は何か」「公を良くしたい想いがあるか」かと思います。
公務員の有志の集まりでもあるよんなな会で脇さんが「よんなな会は公を良くしたいと思っている人の集まり、だから公務員だって、そうじゃなくたって良い」というような趣旨をおっしゃってましたが、私もそこに大変共感しました。
地域で何かやるためにはもちろん「公務員」という「所属の方」との連携は必要不可欠であり、だいたい想いある公務員の方がいらっしゃる地域が素敵なことをやっている印象です。
一方で、「公務員」「民間」「大企業」「スタートアップ」…などなど関係なく、地域にある複雑な課題を解決していくためにも、所属を超えてそれぞれが価値発揮をしていくことで、公をよくしていくということが大事であると感じます。