「ミスに厳しい職場ほどミスが多い」のはなぜか
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ミスに厳しい上司には2通りあります。
1つ目はホントに本人の成長を考えている上司。
2つ目は保身のために部下に責任を押し付ける上司。
後者は最悪ですし、そんな人間ばかりの会社は早めに辞めて転職した方がいい。そんな企業文化の中にいると自分も同じような人間になります。
前者の場合も「𠮟り方」が重要。パワハラ的な叱り方では部下を委縮させる(この記事で言う「心理的な安全」を脅かす)だけです。パワハラ系の人間は「自分も厳しく叱られて育った」と思っていますが、世の中は色んな人間がいることを理解できていない「伝統的体育会系のアホ」です。
この記事に書かれたドラッカーの言葉は重たい。順番も含めて参考になります。
<リーダーに任命してはいけない人物>
・人の強みよりも、人の弱みに目を向ける者
・何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持つ者
・真摯さよりも頭のよさを重視する者
・部下に自分の地位を脅かされると脅威を感じる者
・自らの仕事に高い水準を設定しない者リーダーが信頼して任せてくれている、問題が起きて相談すればリーダーが解決の道を示してくれる、と信じている10人の集団と、リーダーは物凄く優秀で何をやっても敵わない、ミスして怒られるより何もかも事前にお伺いを立てて言われた通りやろう、という習性のある10人の集団とを比べたら、前者の方がミスも少なく生産性も高いのは自明であるように思います。まして、後者のリーダーが能力も無いのに部下を思い通り動かそうとするタイプなら最悪です。
前者なら多くを部下に任せて異例な問題に集中する余裕を持つ上司を含む10人のグループが10人分の力を発揮しますが、後者は部下が何人いてもリーダー一人の能力の範囲内の仕事しかできず、そのリーダーも忙しさに囚われ情報も十分に入らぬ状況での意思決定を迫られますからね・・・
「ミスに厳しい職場ほどミスが多い」というのは、そうした側面から見ても分かるように思います。とはいえ、権威で組織を引っ張るか部下を信頼して組織を引っ張るかは仕事の性格と集団構成員の能力の状況によるところもありそうです。臨機応変に使い分けることが重要かもしれません。 (^^;思い出します。
ブラックな企業での駆け出しの頃
現場でミスをしてしまい
すぐ上司に対応策の相談の電話をした。
が、そこから電話で1時間の説教。。。
対応策の答えはもらえず。
でその日、現場を終えて事務所に戻ると
部長から説教、社長から説教。。。
そのうち説教がイヤでミスを隠すようになり
(ミスをしたのが自分だけに、相当メンタルやられる)
隠すためのウソをつき。。。
辻褄合わなくなり。。。
また、上の人達は
自分も含めた社員の小さなミスでも
社員全員がいるミーティングで
わざわざ話題にし、あざ笑ってました。。。
その後その会社は
一人が退職すると芋づる式に大量退職。
(皆その仕事自体は好きだったので辞めても今も同じ業種)
今思うと「叱責/バカにする」しかできない人達
だったのかなと。