トヨタ、25年メド車載OS実用化 IT大手対抗へ外販も
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多分、全容をわかっている人はだれもいないと思いますが「自動車のソフトウェア開発は、すでにPCやスマートフォン向けのOSに匹敵するような1億行を超えるソースコード」からなっているそうです。
ちなみに、5年前は1000万行と言われていました。
それでは、1人のプログラマーが1日に書くことのできるコードは一体何行か。どんな言語を使うかにもよりますが、設計やデバック・動作検証の時間も考慮すると平均で数百行程度だそうです(私はせいぜい100行がいいところと教わりました)。
トヨタ自動車傘下の旧TRI-ADのウーブン・アルファ、GitHubとオープンソース・ソフトウェア開発で提携して開発を加速へ
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1303287.html
自動車一台にソースコード1000万行! クルマとプログラミングの歴史
https://gazoo.com/mobility/feature/future/17/07/04/EVの開発スピードばかりに注目が集まっていますが、競争の本丸はこちらではないでしょうか。
完全自動運転などはそう簡単に実現しないと思いますが、「走る、曲がる、止まる」以外にも多様な機能をクルマに求めるようになると、車載OSはある意味でクルマの第二のエンジンとなるでしょう。世界の大手OEMは2025年前後がターゲットであり、トヨタも概ね同じタイミング。Adaptive Autosarのリリース2018年からきっかり6年の開発期間を要する計算だ。
結局、統合ECUなどののソフト開発を担う大手ティア1の開発スケジュールに沿った時間軸であり、これも一つの大きなレガシィ問題である。絶対的安全安心を担保することがユーザーとの約束である伝統的OEMはこれしか選択肢が無い。
間違いなくこの間に多くのアーリーアダプターの需要は新興ブランドに食いちぎられることになるだろう。しかし、勝負はマス需要が何を選択するかである。