「売上100億円」という基準でスタートアップのアイデアの良し悪しを見分ける
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注目のコメント
非常にわかりやすい良記事だと感じました。
事業計画を作成する際、市場規模とスケーラビリティ(中長期計画)は必ず示さねばなりません。私は、市場規模においては、TAM(Total Addressable Market)、SAM(Serviceable Available Market)、SOM(Serviceable Obtainable Market)を、記事で言うところのトップダウン(調査資料・公表データなど)と、ボトムアップ(顧客単価✖️顧客数✖️継続率)の両輪から計算し、整合性を見るようにしています。また、「別市場にある代替手段からの切り替え分」も市場規模算出時に考慮する時もあります。
SaaSに限らず、売上高100億円というのはスタートアップ全般にとってのターゲット売上高と思います。記事で書かれている点とも重複しますが、
■2Cよりも2Bビジネスの方がマネタイズしやすい
■低単価品より高単価品の方が収益化しやすい
■プラットフォーム型よりパイプライン型の方が事業化しやすい
が基本だと考えています。
その上で、世の中のどこの、どのようなPainに目をつけ、まず誰をターゲットに、何を、いくらで、どのように販売するか。そして、そのあと、どのように事業を大きくさせるつもり(&なぜできるのか)という一連のプロセスを、事業戦略として策定する中で、自分なりに見えてくるものがあると思います。単価にあったディストリビューションを選ばないとスケールしても儲かるUEにならないということですね。納得です。
あわせて、新規事業のステップとしては、スケールの前にPMFを達成できているかの見極め、ここを冷静に判断できるかが重要だなと痛感しています。売上・利益を第一原理とはしないけど、売上100億円は価値ある企業のスタートラインレベルと考えて経営しています。(まだまだ遠いけど(笑)
IPOを狙うD2Cだと、年間売上5,000万円〜1億円のフェーズで年間成長率3倍は少し弱いかなと。